>> チャンピオンバイク
ホンダ NSR500
アレックス・クリビーレ 1999
1999年のWGP500ccクラスの頂点に輝いた、REPSOL HONDA TEAMのNSR500です。ライダーはアレックス・クリビーレ選手でした。この模型はチャンピオンバイクコレクションのNO.21です。

スペインの石油会社レプソルは1995年から、スペイン人ライダーのアレックス・クリビーレの加入もあり、それまでのロスマンズに替わって、ホンダワークスチームのメインスポンサーとなりました。
NSRはマイケル・ドゥーハン選手とともに1994年から1998年までWGP500の王者に君臨し、1999年も6連覇に挑んだ。しかし、開幕2戦で勝利を逃し、第3戦スペインGP予選で転倒したドゥーハンは負傷して、以降のレースを欠場した。
ホンダにとって苦しい展開になると思われたが、チームメイトのクリビーレ選手がチャンピオンとなり、NSR500は6連覇を達成した。

| 1位 | アレックス・クリビーレ | Repsol Honda Team | ホンダ | 優勝6回 |
| 2位 | ケニー・ロバーツJr. | Suzuki Grand Prix Team | スズキ | 優勝4回 |
| 3位 | 岡田忠之 | Repsol Honda Team | ホンダ | 優勝3回 |
NSR500 主要スペック
- エンジン:水冷2ストロークV型4気筒/1軸クランク、バンク角112度
- 排気量:499cc
- 最高出力:188馬力以上
- 最低車両重量:-Kg以上
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アレックス・クリビーレ選手は1989年、世界GP125ccクラスに参戦1年目でチャンピオン獲得。1992年、CAMPSA HONDA TEAMから500ccクラスに参戦。1994年、ホンダワークスチームに移籍。
1999年、チームのエースライダーのドゥーハン選手が転倒し負傷するアクシデントに見舞われた第3戦の母国スペインGPで、ヤマハのM・ビアッジ選手との接戦を制しシーズン初優勝。その後一気に4連勝を飾り、ポイントランキングトップに浮上。
第15戦ブラジルGPで、11番グリッドからスタートし順位を上げ、ランキングトップを争っていた岡田忠之選手を僅差で抑えて6位に入り、スペイン人ライダーとしては初の500ccクラスタイトルを獲得した。
2002年、ヤマハ・ダンティーン・チームに移籍したが、シーズン開幕前に体調不良により活動の一時休止を発表。1999年以来、短時間ながら意識を失うというような経験があったことから、自ら休養を決意し治療に専念する事になった。しかし、そのままシーズン中に引退した。

| Round | 順位 | |
|---|---|---|
| 1 | マレーシアGP | 3位 |
| 2 | 日本GP | 4位 |
| 3 | スペインGP | 優勝 |
| 4 | フランスGP | 優勝 |
| 5 | イタリアGP | 優勝 |
| 6 | カタルニアGP | 優勝 |
| 7 | オランダGP | リタイア |
| 8 | イギリスGP | 優勝 |
| 9 | ドイツGP | 2位 |
| 10 | チェコGP | 2位 |
| 11 | イモラGP | 優勝 |
| 12 | バレンシアGP | リタイア |
| 13 | オーストラリアGP | 5位 |
| 14 | 南アフリカGP | 3位 |
| 15 | ブラジルGP | 6位 |
| 16 | アルゼンチンGP | 5位 |


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