ホーム >> チャンピオンバイク

ホンダ NSR500
ロリス・カピロッシ 2002

WEST HONDA PONSの2002年型、ロリス・カピロッシ仕様のNSR500です。チャンピオンバイクコレクションのNO.12です。

Honda NSR500 LORIS CAPIROSSI 2002

コレクションNO.27のアレックス・バロス仕様と年式は一年違いで、模型としては見た目ほとんど同じです。

サイドカウルにはライダー名「Loris」の文字が入っており、モービル1やマフラーにはイクシルのステッカーが貼ってある。

スポンサーリンク

このチームは、2000年から2002年までカピロッシとバロスのペアでWGPを闘った、ホンダのサテライトチームです。

2002年は500ccクラスからMotoGPに変更され、4ストロークと2ストロークのマシンが混走となった年で、ホンダはサテライトチームには新型4ストロークマシンのRC211Vではなく、この2ストロークマシンを供給した。

NSR500は1984年の登場以来最高峰クラスで活躍し続け、2001年もチャンピオンを獲得したが、990ccの大排気量というハンディを与えられた4ストロークマシンにはかなわなかった。2003年からホンダは全チームにRC211Vを供給し、NSR500はこの年で姿を消した。

チャンピオンバイクコレクション:NSR500の模型

ロリス・カピロッシは125cc、250ccクラスの2階級制覇しているライダー。1990年、世界GP125ccクラスに初参戦し、参戦1年目でチャンピオン獲得。1991年もタイトルを守り2連覇達成。

1998年、アプリリアのマシンで250ccクラスに参戦。同じアプリリアを駆るバレンティーノ・ロッシ、原田哲也という最強のライダーがそろい、激戦の末カピロッシがチャンピオン獲得。

2000年、ホンダ・ポンスチームから500ccクラスに参戦。このシーズン1勝を挙げランキングは7位。2001年は安定した成績でランキング3位。4ストロークと2ストロークのマシンが混走となったMotoGP元年の2002年、不利といわれた2ストロークNSR500で戦う事になった。

3位を2回獲得するなど善戦したが、第7戦の転倒リタイヤと、その時の骨折で続く2戦を欠場したことなどでランキング8位となった。チームメイトのバロスには第13戦からRC211Vが与えられたがカピロッシはNSR500をシーズン最後まで乗り通した。2003年、ドゥカティチームに移籍した。

スポンサーリンク

ロリス・カピロッシ&NSR500 2002年の成績
Round 順位
1 日本GP 9位
2 南アフリカGP 3位
3 スペインGP 4位
4 フランスGP 7位
5 イタリアGP 6位
6 カタルニアGP 6位
7 オランダGP リタイヤ
8 イギリスGP 欠場
9 ドイツGP 欠場
10 チェコGP 6位
11 ポルトガルGP リタイヤ
12 ブラジルGP 5位
13 パシフィックGP 3位
14 マレーシアGP 9位
15 オーストラリアGP リタイヤ
16 バレンシアGP リタイヤ

NSR500模型の後方排気周り

ゼッケンナンバー65を付けたNSR500の模型

2011年、カピロッシはシーズン終了と共に現役を引退しました。WGPでは1990年に開幕戦の鈴鹿サーキットでデビューして以来、22年間で通算328戦、29勝を挙げました。以下はその戦績です。

世界GPの成績
西暦125cc250cc500ccMoto GPバイク
19901位ホンダ
19911位ホンダ
199212位ホンダ
19932位ホンダ
19943位ホンダ
19956位ホンダ
199610位ヤマハ
19976位Aprilia
19981位Aprilia
19993位ホンダ
20007位ホンダ
20013位ホンダ
20028位ホンダ
20034位Ducati
20049位Ducati
20056位Ducati
20063位Ducati
20077位Ducati
200810位スズキ
20099位スズキ
201016位スズキ
201117位Ducati

Ducatiに乗るカピロッシ
2011年 Pramac Racing Teamのカピロッシ

サイト内関連ページ

ホンダ

サイトマップ