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ホンダ NSR500
アレックス・バロス 2001

2001年の世界GP500ccクラスで、アレックス・バロス選手がライディングしたWEST HONDA PONSのNSR500です。チャンピオンバイクコレクションのNO.27です。

HONDA NSR500 ALEX BARROS 2001

このチームは元250ccクラスチャンピオンのシト・ポンス氏が率いるホンダのサテライトチームで、2001年と2002年はウエストタバコがメインスポンサーとなった。

本来は黒を基調としたウエストカラーのサイドカウルには、スポンサーロゴ「West」の文字が黒く描かれているのだが、この模型ではライダー名「Alex」となっている。タバコ広告を規制する国で行われたレースでは、このカラーリングのマシンだった。

2001年のポンスチームには、バレンティーノ・ロッシらが乗るワークス仕様のNSR500とは異なり、前年型を改良したサテライト仕様が与えられた。これはワークス仕様よりパワーが劣ると言われ、外見上もフロントの吸気口の有無に違いがはっきりと表れていた。

チャンピオンバイクコレクション:NSR500の模型

アレックス・バロスは1986年、15歳で世界GP80ccクラス初出場を果した。1990年、カジバチームから19歳で世界GP500ccクラスにデビュー、史上最年少の500ccクラスライダーとなった。

1993年スズキに移籍し、シーズン最終戦となるスペインで開催されたFIMGPで初優勝。その後ホンダに移籍したが優勝することは無かった。

ポンスチームに移って2年目となる2000年、第8戦オランダGPと第10戦ドイツGPで優勝し、ランキングは4位となった。

2001年、第5戦イタリアGPは雨のために中断し、2ヒート制となった。再開された第2レースもウエットで、バロスは2番手でゴールし、総合タイムでシーズン初優勝。しかし、優勝はこの1回だけで、ランキングはチームメイトのロリス・カピロッシに続いて4位となった。

また、バロスは1999年の鈴鹿8時間耐久レースで、岡田忠之とのペアで優勝している。

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アレックス・バロス&ホンダ NSR500 2001年の成績
Round 順位
1 日本GP 6位
2 南アフリカGP 9位
3 スペインGP 6位
4 フランスGP 8位
5 イタリアGP 優勝
6 カタルニアGP リタイア
7 オランダGP 4位
8 イギリスGP 3位
9 ドイツGP 5位
10 チェコGP 9位
11 ポルトガルGP リタイア
12 バレンシアGP 2位
13 パシフィックGP 2位
14 オーストラリアGP 4位
15 マレーシアGP 7位
16 ブラジルGP 4位

斜め後方から見たNSR500の模型

斜め前から見たNSR500の模型

ゼッケンナンバー4を付けたフロントカウル周り

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