ペドロサがハットトリック
第16戦 マレーシアGP(セパン) 2012.10.21 /コンディション:ウエット
激しい雨の影響で周回数が短縮されてしまったマレーシアGP。ダニ・ペドロサが優勝してポイントリーダー ホルヘ・ロレンソとのポイント差を少し詰めて23とした。
レースはポールポジションからスタートしたロレンソが先頭に立つ。だがペドロサを振り払うことができずに逆転されるという、アラゴンや前回のもてぎと似た展開になる。
ペドロサはロレンソの背後、コンマ5秒以内の間隔で周回を重ねてきた。そして10周目、ロレンソのインを付いて前に出た。そのころから雨が強くなってコースコンディションが更に悪化したことで両者の差は徐々に広がった。
ロレンソはコーナーで危うく転倒しそうになる場面もあって、マーシャルに対してコンディションの悪化を何度かアピール。そして、3位につけるケーシー・ストーナーが追い付いてくるのは時間の問題と思われたが、レースは13周を終えて視界も悪くなったところで赤旗が振られて中断した。その後状況は改善せず、中断の時点での順位でレース成立となった。
予選4番手からスタートしたストーナーは序盤から3位争いの先頭を走っていて、雨でライバルたちが後退していく中で彼のペースは良くなった。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | 29'29.049 |
2 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +3.774 |
3 | C・ストーナー | Repsol Honda Team | ホンダ | +7.144 |
4 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +10.518 |
5 | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +16.759 |
6 | A・バウティスタ | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +17.276 |
7 | H・バルベラ | Pramac Racing Team | Ducati | +50.282 |
8 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +51.585 |
9 | J・エリソン | Paul Bird Motorsport | ART | +56.676 |
10 | K・アブラハム | Pramac Racing Team | Ducati | +57.622 |
11 | D・ペトルッチ | Came IodaRacing Project | Ioda | +1'02.805 |
12 | M・ピロ | San Carlo Honda Gresini | FTR | +1'02.891 |
13 | A・ドヴィツィオーゾ | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +1'28.989 |
- | R・ロルフォ | Speed Master | ART | 0Lap |
RT | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +2Lap |
RT | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +3Lap |
RT | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +3Lap |
RT | I・シルバ | Avintia Blusens | BQR | +3Lap |
RT | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | Suter | +3Lap |
RT | B・スピース | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +5Lap |
A・ドヴィツィオーゾ(Monster Yamaha Tech 3)
フリー走行でのロッシとマーシャル
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