ストーナーが勝、ロレンソはリタイアを強いられた
第7戦 オランダGP(アッセン) 2012.06.30 /コンディション:ドライ
ホルヘ・ロレンソが1周目の1コーナーでアルバロ・バウティスタの転倒に巻き込まれてリタイアとなる一方で、ケーシー・ストーナーが優勝したことで両者が140ポイントでMotoGPポイントテーブルのトップに並んだ。但しリーダーはストーナーです。
予選は転倒した事で8番手に沈んでいたバウティスタはスタートダッシュで順位を上げて、4番手でイン側から1コーナーに入った。が、直後にフロントを失って転倒し、斜め前にいたロレンソを道連れにしてコース外側に滑っていった。
このアクシデントの前に居たレプソルホンダの2台が逃げる展開となった。26周で行われたレースの16周目までダニ・ペドロサが先頭をキープ。その後ろにつけてタイヤと体力を温存していたストーナーが17周目にペドロサをパスして引き離した。ストーナーにとって第3戦 ポルトガル以来の勝利となる。
ベン・スピースは1周目から3位につけたが前のホンダに絡むことはできず、アンドレア・ドヴィツィオーゾとの3位争いになり、結局その場を失った。カル・クラッチローはスタート直後のアクシデントを避けるためにコースを大きく外れることを強いられて12位にまで後退。そこからレース中盤には5位にまで回復した。
ニッキー・ヘイデンは1周目でコースアウトするも転倒せずにコースに復帰してドゥカティ勢トップの6位。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは残り11周となるところでピットインしてタイヤを交換した。ステファン・ブラドルは予選で自己最高位となる4番グリッドを手に入れたが、決勝レースは2周目に転倒した。
カレル・アブラハムは予選17位だったが欠場した。
バウティスタに対して、次戦の決勝レースは最後尾スタートするペナルティが科せられる事になった。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
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1 | C・ストーナー | Repsol Honda Team | ホンダ | 41'19.855 |
2 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | +4.965 |
3 | A・ドヴィツィオーゾ | Monster Yamaha Tech3 | ヤマハ | +11.994 |
4 | B・スピース | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +14.775 |
5 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech3 | ヤマハ | +22.074 |
6 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +31.660 |
7 | H・バルベラ | Pramac Racing Team | Ducati | +59.107 |
8 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +1'04.441 |
9 | M・ピロ | San Carlo Honda Gresini | FTR | +1'06.980 |
10 | M・パッシーニ | Speed Master | ART | +1'25.087 |
11 | D・ペトルッチ | Came Ioda Racing Project | Ioda | +1'32.103 |
12 | I・シルバ | Avintia Blusens | BQR | +1'33.797 |
13 | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +1Lap |
14 | J・エリソン | Paul Bird Motorsport | ART | +1Lap |
RT | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +12Lap |
RT | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | Suter | +19Lap |
RT | Y・エルナンデス | Avintia Blusens | BQR | +21Lap |
RT | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +25Lap |
RT | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | - |
RT | A・バウティスタ | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | - |
NS | K・アブラハム | Cardion AB Motoracing | Ducati | - |
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