ロレンソがポイント差を拡大
第5戦 カタルニアGP(カタルニア) 2012.06.03 /コンディション:ドライ
ホルヘ・ロレンソが競り合いの末カタルニアGPの勝利を手にし、チャンピオンシップポイントのリードを更に広げた。ロレンソと競り合ったのはダニ・ペドロサで、その後にアンドレア・ドヴツィオーゾが続いた。
ケーシー・ストーナーは4位。彼が表彰台を逃したのは、転倒に終わったレースを除くと2010年のミサノ以来となる。ペドロサは5番グリッドだったにもかかわらず得意のスタートダッシュで先頭に立った。
その背後にはベン・スピースが付けた。これまでいい結果が残せていないスピースは3周目、ペドロサの前に出ようと試みるがコーナーを回り切れずグラベルに飛び出してしまい転倒した。
これでロレンソが2位にあがりペドロサを追いかける。両者は何度か順位を入れ替えながら先頭争いをし、残り6周となるころペドロサのミスを見逃さずロレンソが一気に逃げた。ゴールした時は5秒の差が付いた。
ポールポジションからスタートしたストーナーは1周目5位。終始ヤマハ・テック3チームの2台との争いになるがドヴツィオーゾについていけずに差を広げられてしまう。終盤になってドヴツィオーゾのペースが落ちたが、後僅かのところで逆転できなかった。
バレンティーノ・ロッシはドライコンディションでのベストレースとなる7位。タイムもレース終盤までトップの9秒以内につけていた。
コーリン・エドワーズが復帰した。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
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1 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | 43'07.681 |
2 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | +5.003 |
3 | A・ドヴィツィオーゾ | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +9.361 |
4 | C・ストーナー | Repsol Honda Team | ホンダ | +9.544 |
5 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +12.506 |
6 | A・バウティスタ | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +13.948 |
7 | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +17.555 |
8 | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +23.478 |
9 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +30.410 |
10 | B・スピース | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +32.897 |
11 | H・バルベラ | Pramac Racing Team | Ducati | +36.144 |
12 | K・アブラハム | Cardion AB Motoracing | Ducati | +56.229 |
13 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +1'08.054 |
14 | M・ピロ | San Carlo Honda Gresini | FTR | +1'08.775 |
15 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +1'10.483 |
16 | J・エリソン | Paul Bird Motorsport | ART | +1'13.090 |
17 | M・パッシーニ | Speed Master | ART | +1'20.903 |
18 | Y・エルナンデス | Avintia Blusens | BQR-FTR | +1'21.235 |
19 | D・ペトルッチ | Came IodaRacing Project | Ioda | +1'41.207 |
20 | I・シルバ | Avintia Blusens | BQR-FTR | +1'41.888 |
RT | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | Suter | 1lap |
D・ペトルッチ(Came IodaRacing Project)
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