ペドロサが勝利 ロレンソは2位キープ
第14戦 アラゴンGP(モーターランド・ アラゴン) 2012.09.30 /コンディション:ドライ
ダニ・ペドロサがホルヘ・ロレンソを寄せ付けない圧倒的速さで勝利を手にし、今シーズンのタイトル獲得に一縷の望みを残した。ロレンソは5ポイント差を詰められたものの、結果的にペドロサとの競り合いを避けて確実に2位でゴール。4レースを残して両者のポイント差は33となった。
ポールポジションからスタートしたロレンソは1周目から先頭に出た。その後ろにはペドロサが付いて、この2台が抜け出す展開になる。7周目に両者の順位が入れ替わった。ロレンソはペドロサのペースについて行こうとしたが、途中で転倒しそうになって2位キープに切り替えたと言う。その時、後ろを走るベン・スピーズとの差はかなり広がっていた。
3位争いはスピーズを先頭にヤマハ勢が競り合っていた。当初そこにステファン・ブラドルが割って入り、4周目には3位に上がるが直後に転倒した。6番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾが11周目にカル・クラッチローをパスして4位。残り10周となるころスピースをパスして3位にまで浮上した。その後4位に上がってきたクラッチローとの接戦になった。
8番グリッドからスタートしたバレンティーノ・ロッシは、1周目にジョナサン・レイと接触しそうになりコースアウトを喫して最後尾に後退した。9周目には8位まで回復した。
ケーシー・ストーナーは欠場してその代役としてレイが参戦した。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | 42'10.444 |
2 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +6.472 |
3 | A・ドヴィツィオーゾ | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +11.047 |
4 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +11.184 |
5 | B・スピース | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +13.786 |
6 | A・バウティスタ | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +28.166 |
7 | J・レイ | Repsol Honda Team | ホンダ | +32.290 |
8 | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +44.432 |
9 | K・アブラハム | Pramac Racing Team | Ducati | +57.417 |
10 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +58.525 |
11 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +59.863 |
12 | H・バルベラ | Pramac Racing Team | Ducati | +1'14.561 |
13 | Y・エルナンデス | Avintia Blusens | BQR-FTR | +1'16.159 |
14 | J・エリソン | Paul Bird Motorsport | ART | +1'16.580 |
15 | M・ピロ | San Carlo Honda Gresini | FTR | +1'25.815 |
16 | M・パシーニ | Speed Master | ART | +1'31.801 |
17 | D・ペトルッチ | Came IodaRacing Project | Ioda-Suter | +1'42.300 |
18 | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | Suter | +1Lap |
RT | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +19Lap |
RT | D・サロン | Avintia Blusens | BQR | +20Lap |
RT | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +22Lap |
V・ロッシ(Ducati Team)
Copyright(C) バイクコレクション倶楽部 All Right Reserved.