ロレンソがロッシを抑えて優勝

第2戦 日本GP(ツインリンクもてぎ) 2009.04.26　/コンディション：ドライ

ヤマハのホルヘ･ロレンソがバレンティーノ・ロッシを抑えて、MotoGPクラスで2勝目となる勝利を挙げた。ヤマハの1-2フィニッシュに続いてホンダのダニ・ペドロサがゴールし、シーズン前のけがが順調に回復していることを示した。

土曜日の予選が激しい雨のためキャンセルとなり、それまでのフリー走行の結果でスタート位置が決定した。ポールポジションのロッシは好スタートを切ったが、2番手のストーナーは大きく出遅れる。2位には11番手からスタートしたペドロサが大きくジャンプアップした。ロッシは後続を引き離すかに思えたが、3番手スタートのロレンソがペドロサを交わしてロッシの背後に迫り、9周目にロッシも交わして先頭に立った。

ブレーキに問題を抱えて前半戦では思うようにペースが上げられなかったストーナーだが、終盤になって前を行くドビツィオーゾを捕まえて4位でゴール。マルコ・メランドリがロリス・カピロッシとの争いに勝って6位、予選17番手からスタートしたミカ・カリオが8位でゴールした。高橋裕紀がオープニングラップでニッキー・ヘイデンの後部に突っ込んで、共にリタイヤとなった。