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バイク交換が義務づけられた異例の大会

第16戦 オーストラリアGP(フィリップアイランド) 2013.10.20 /コンディション:ドライ

ホルヘ・ロレンソが優勝し、マルク・マルケスはピットインのタイミングを誤って失格となった。これでランキングトップのマルケスと2位につけるロレンソとのポイント差が、43から18ポイントにまで縮まった。

サーキットは路面の改修完了から間もないこから、タイヤのグリップも上がりタイムは向上した。がしかし、タイヤ寿命が問題となり、決勝レースは19周に短縮され、9または10周目に新しいタイヤを装着したマシンに乗り換える事を強制された。しかしマルケスは11周目にピットに戻ったことで失格となった。

ダニ・ペドロサはピットに戻る際に制限速度をオーバーしてしまう。トップ3台の中で最も早く9周目を終えてマシンチェンジを行ったペドロサだったが、マシン交換が集中することから事前に制限区間が変更されていて、減速のタイミングを誤った。これでワンポジションダウンのペナルティを受けてしまい、ペドロサはマルケスに2位のポジションを譲った。その後、マルケスに黒旗が提示された。

ロレンソは2台のホンダからプレッシャーを受けながら、スタートからレースをリードした。10周目終わりでロレンソもピットインするが、マルケスはそのまま走り続けて先頭に立つ。次の周回でマルケスがピットイン。そしてコースに戻るとき第1コーナー進入でロレンソと接触してしまい、マルケスは3位に落ちる。その後マルケスは黒旗で姿を消し、ロレンソはペドロサを大きく引き離してゴールした。

前戦で骨折した右足首を手術したステファン・ブラドルが欠場。

ブリヂストンレースレポート

順位 ライダー チーム マシン タイム
1J・ロレンソYamaha Factory Racingヤマハ29'07.155
2D・ペドロサRepsol Honda Teamホンダ+6.936
3V・ロッシYamaha Factory Racingヤマハ+12.344
4C・クラッチローMonster Yamaha Tech 3ヤマハ+12.460
5A・バウティスタGo&Fun Honda Gresiniホンダ+12.513
6B・スミスMonster Yamaha Tech 3ヤマハ+28.263
7N・ヘイデンDucati TeamDucati+32.953
8A・イアンノーネEnergy T.I. Pramac Racing TeamDucati+35.062
9A・ドビツィオーゾDucati TeamDucati+35.104
10R・ド・ピュニエPower Electronics AsparART+37.426
11A・エスパルガロPower Electronics AsparART+46.099
12C・エドワーズNGM Mobile Forward RacingFTR+48.149
13Y・エルナンデスIgnite Pramac RacingDucati+49.911
14H・バルベラAvintia BlusensFTR+49.998
15D・ペトルッチCame IodaRacing ProjectIoda+58.718
16L・スカッサCardion AB MotoracingART+58.791
17C・コルティNGM Mobile Forward RacingFTR+1'08.105
18M・ラバティPaul Bird MotorsportART+1'27.230
19L・ペセックCame IodaRacing ProjectIoda+1'31.093
20青山博一Avintia BlusensFTR+1Lap
21D・カドリンPaul Bird MotorsportPBM+2Laps
RTB・スターリングGo&Fun Honda GresiniFTR0Lap
RTM・マルケスRepsol Honda Teamホンダ0Lap

2013年オーストラリアGP、スターリング
B・スターリング(Go&Fun Honda Gresini)

走行で劣化したタイヤ

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