マルケスがポイントランキングのトップに立つ
第8戦 ドイツGP(ザクセンリンク) 2013.07.14 /コンディション:ドライ
カル・クラッチローを寄せ付けなかったマルク・マルケスが優勝し、ポイントランキングもトップに立った。ダニ・ペドロサとホルヘ・ロレンソが共に怪我で欠場した今大会だったが、バレンティーノ・ロッシは3位に止まった。
ポールポジションのマルケスと2番グリッドのクラッチローは共にスタートで出遅れた。3番グリッドのロッシは見事なスタートで1コーナーを先頭で通過。しかしその後、地元の英雄 ステファン・ブラドルに抜かれて1周目は2位。CRT勢の予選最高位となる5番グリッドからスタートしたアレックス・エスパルガロが3位に付けて、2周目には前を行くロッシに迫る勢いだった。
しかし、その勢いを打ち砕いたのはマルケス。彼は3周目には3位に上がり、ロッシ、ブラドルも抜いて6周目には先頭に出た。クラッチローも順位を回復してきたが、ロッシらと絡んでいる間にマルケスが逃げる。中盤になってクラッチローが2位に上がった時、先頭との差はおよそ3秒。そこから差を詰めていくが追いつくことは出来なかった。
フリー走行2で転倒したホルヘ・ロレンソは欠場。同じく、フリー走行3で転倒したダニ・ペドロサも欠場した。ベン・スピースの代役としてミケーレ・ピロが参戦した。
今大会を前に、オフィシャルのマニエッティ・マレリ製のハードウェアとソフトウェアを使用するCRTチームはエンジンのクレーミングルールの対象から外れる事が発表された。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
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1 | M・マルケス | Repsol Honda Team | ホンダ | 41'14.653 |
2 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +1.559 |
3 | V・ロッシ | Yamaha FactoryRacing | ヤマハ | +9.620 |
4 | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +13.992 |
5 | A・バウティスタ | Go&Fun Honda Gresini | ホンダ | +21.775 |
6 | B ・スミス | Monster Yamaha Tech 3 | ヤマハ | +25.080 |
7 | A・ドビツィオーゾ | Ducati Team | Ducati | +30.027 |
8 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +30.324 |
9 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +45.355 |
10 | M・ピロ | Ignite Pramac Racing | Ducati | +47.142 |
11 | H・バルベラ | Avintia Blusens | FTR | +47.824 |
12 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +48.523 |
13 | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | FTR | +54.428 |
14 | D・ペトルッチ | Came IodaRacing Project | Ioda | +1'00.323 |
15 | C・コルティ | NGM Mobile Forward Racing | FTR | +1'05.530 |
16 | M・ラバティ | Paul Bird Motorsport | PBM | +1'09.153 |
17 | 青山博一 | Avintia Blusens | FTR | +1'15.601 |
18 | K・アブラハム | Cardion AB Motoracing | ART | +1'19.683 |
19 | L・ペセック | Came IodaRacing Project | Ioda | +1Lap |
RT | B・スターリング | Go&Fun Honda Gresini | FTR | +3Laps |
RT | Y・エルナンデス | Paul Bird Motorsport | ART | +29Laps |
S・ブラドル(LCR Honda MotoGP)
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