2008年MotoGP ストーナーの優勝で終わった
第18戦 バレンシアGP(リカルド・トルモサーキット) 2008.10.26 /コンディション:ドライ
ストーナーが2008年MotoGPタイトル争いのライバルとなったロッシとペドロサを抑えて最終戦を征した。スタート直後の1コーナーで前に出たのはペドロサだった。ポールポジションからスタートしたストーナーはその後に付け、すぐにペドロサを交わして先頭にたった。1-2位の差は6周目以降徐々に広がり、ストーナーは左手の負傷を感じさせず、一度も先頭を譲ることなく勝利した。
予選10番手からのスタートで決勝レースは厳しいと思われたロッシは1周目で7位に浮上。その後、5周目は5位に、6周目にはヘイデンとエドワーズを交わして3位までポジションを上げた。同じ周回でドビツィオーゾがロッシと共に6位から4位にポジションを上げた。ドビツィオーゾは予選9番手からのスタートだった。
フリー走行では上位のタイムを出していた中野真矢は予選で転倒した。その影響で15番手というこちらも厳しいスタートポジションだったが、1周目に10位まで浮上。そのごも徐々にポジションを上げ、14周目にカピロッシをかわし7位となった。最終ラップ、追いすがるロレンソを抑えて7位でゴールした。
Repsol Honda TeamのRC212Vは、レース参戦40周年を迎えるレプソルのスペシャルカラーだった。ロレンソが乗るYZR-M1は、彼の母国で行われる大会ということで‘Lorenzo’s Lands’と描かれたスペシャルカラーだった。
来シーズンからMotoGPクラスに新規チーム、オンデ2000が参戦することが発表された。バイクはDucati、ライダーは2006年末に引退したセテ・ジベルナウが復帰する。
順 位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
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1 | C・ストーナー | Ducati Marlboro Team | Ducati | 46'46.114 |
2 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | +3.390 |
3 | V・ロッシ | Fiat Yamaha Team | ヤマハ | +12.194 |
4 | A・ドビツィオーゾ | JiR Team Scot MotoGP | ホンダ | +24.159 |
5 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | ホンダ | +26.232 |
6 | C・エドワーズ | Tech3 Yamaha Team | ヤマハ | +32.209 |
7 | 中野真矢 | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +34.571 |
8 | J・ロレンソ | Fiat Yamaha Team | ヤマハ | +35.661 |
9 | L・カピロッシ | Rizla Suzuki MotoGP | スズキ | +38.228 |
10 | A・デ・アンジェリス | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +47.583 |
11 | J・トーズランド | Tech3 Yamaha Team | ヤマハ | +52.107 |
12 | S・ギュントーリ | Alice Team | Ducati | +52.350 |
13 | C・バーミューレン | Rizla Suzuki MotoGP | スズキ | +52.833 |
14 | J・ホプキンス | Kawasaki Racing Team | カワサキ | +53.227 |
15 | R・ド・ピュニエ | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +53.411 |
16 | M・メランドリ | Ducati Marlboro Team | Ducati | +1'08.387 |
17 | A・ウエスト | Kawasaki Racing Team | カワサキ | +1'11.181 |
18 | T・エリアス | Alice Team | Ducati | +1'37.055 |
A・ウエスト(Kawasaki Racing Team)