MotoGP初開催のインディアナポリスGP
第14戦 インディアナポリスGP(インディアナポリス) 2008.09.14 /コンディション:ウエット
2008年のMotoGP第14戦はアメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウエイで初めて行われたMotoGPレース。サーキットは今回の初開催に向けてコースの改修が行われた。コーナーは16個あり、全長4.216kmで左回りとなっている。
大型ハリケーン「アイク」の影響を受けたレースだった。金曜日は雨だったが予選が行われた土曜日は晴天で、ポールポジションを獲得したのはロッシ。決勝日は再び雨だった。その影響で125ccクラスは赤旗中断、250ccクラスは結果的に中止となった。MotoGPクラスは少し雨が治まるなかでスタートしたがレース中盤以降雨が強まり、22周目に赤旗中断。その後、再開される事無く20周目の順位でレースが成立した。
ロッシはスタートで4位に後退。リードしたのはけがから復活したヘイデンだった。ロッシはストーナー、ロレンソ、ドビツィオーゾをかわし、14周目にヘイデンをかわして先頭にたった。そのころから雨風が強くなり赤旗中断となった。
ベン・スピーズが今シーズン3度目のワイルドカード参戦。ペドロサはニューマチックバルブエンジンのRC212Vにブリヂストンタイヤという組合わせで初レース。
順 位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | V・ロッシ | Fiat Yamaha Team | ヤマハ | 37'20.095 |
2 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | ホンダ | +5.972 |
3 | J・ロレンソ | Fiat Yamaha Team | ヤマハ | +7.858 |
4 | C・ストーナー | Ducati Marlboro Team | Ducati | +28.162 |
5 | A・ドビツィオーゾ | JiR Team Scot MotoGP | ホンダ | +28.824 |
6 | B・スピーズ | Rizla Suzuki MotoGP | スズキ | +29.645 |
7 | S・ギュントーリ | Alice Team | Ducati | +36.223 |
8 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | +37.258 |
9 | C・バーミューレン | Rizla Suzuki MotoGP | スズキ | +38.442 |
10 | A・デ・アンジェリス | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +42.437 |
11 | A・ウエスト | Kawasaki Racing Team | カワサキ | +47.179 |
12 | T・エリアス | Alice Team | Ducati | +55.962 |
13 | R・ド・ピュニエ | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +57.366 |
14 | J・ホプキンス | Kawasaki Racing Team | カワサキ | +58.353 |
15 | C・エドワーズ | Tech3 Yamaha Team | ヤマハ | +1'00.613 |
16 | L・カピロッシ | Rizla Suzuki MotoGP | スズキ | +1'05.620 |
17 | 中野真矢 | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +1'05.854 |
18 | J・トーズランド | Tech3 Yamaha Team | ヤマハ | +1'07.968 |
19 | M・メランドリ | Ducati Marlboro Team | Ducati | +1'21.023 |
C・エドワーズ(Tech3 Yamaha Team)