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ヤマハ YZR500
マックス・ビアッジ 2001
Marlboro Yamaha Teamの2001年世界GP500ccクラス、マックス・ビアッジ選手のンマシンの模型です。チャンピオンバイクコレクションのNO.38です。フロントやサイドカウルのマルボロマークが白くベタ塗りとなっています。

1973年に初登場して以来ワークスマシンとしてWGPを戦ってきたYZR500ですが、MotoGPクラスへの移行を翌年に控えた2001年が、ワークスマシンとして戦う最後のシーズンとなった。
2001年型は最高出力190馬力以上とされる水冷2ストロークV型4気筒エンジンを搭載したOWL6だった。
マックス・ビアッジは、1994年から世界GP250ccクラス4連覇を達成。1998年、500ccクラスにステップアップし、カネモト・ホンダからNSR500で参戦。開幕戦の鈴鹿で初戦優勝を果たした。このシーズンは2勝し、王者マイケル・ドゥーハンに次ぐランキング2位を獲得した。
1999年、ワークスライダーとしてMarlboro Yamaha Teamに移籍。ドゥーハンが長期欠場した1999年、そして引退した2000年、ビアッジにとってチャンスかと思われたが、リタイアが多くランキングは4位と3位に終わった。

2001年、ホンダNSR500に乗る母国の後輩バレンティーノ・ロッシと対決。第4戦フランスGPでポールポジションからスタートしたビアッジはシーズン初優勝し、ロッシの開幕4連勝を阻止。
第7戦オランダGPはロッシとトップ争いを展開中に降り出した雨で中断。結果、15週目終わりの順位でレースが成立し、ビアッジが優勝を拾った。第9戦ドイツGPでもポールトゥウインで3勝目を挙げ、ポイントランキングでロッシを追走していた。
しかし、第13戦パシフィックGPでトップを走行中に転倒、リタイアとなり、ロッシが500ccタイトル獲得に王手をかけた。
ビアッジが優勝しても、ロッシが8位以上に入ればロッシのタイトル獲得が決定する厳しい状況の第14戦オーストラリアGP。ビアッジはロッシとトップ争いを展開。最終ラップ、トップを走行中のビアッジはロッシに抜かれ2位。ビアッジは、500ccクラスのタイトルを獲得する事は出来なかった。
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| Round | 順位 | |
|---|---|---|
| 1 | 日本GP | 3位 |
| 2 | 南アフリカGP | 8位 |
| 3 | スペインGP | 11位 |
| 4 | フランスGP | 優勝 |
| 5 | イタリアGP | 3位 |
| 6 | カタルニアGP | 2位 |
| 7 | オランダGP | 優勝 |
| 8 | イギリスGP | 2位 |
| 9 | ドイツGP | 優勝 |
| 10 | チェコGP | 10位 |
| 11 | ポルトガルGP | 5位 |
| 12 | バレンシアGP | 10位 |
| 13 | パシフィックGP | リタイア |
| 14 | オーストラリアGP | 2位 |
| 15 | マレーシアGP | リタイア |
| 16 | ブラジルGP | 3位 |



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