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DUCATI 996R
トロイ・ベイリス 2001
2001年、スーパーバイク世界選手権(SBK)の頂点に輝いたトロイ・ベイリス選手がライディングしたDUCATI996Rの模型です。
チャンピオンバイクコレクションのNO.25です。
所属はイタリアの通信会社インフォストラーダをメインスポンサーとした、Ducati Infostrada Teamでした。
バルブの開閉をカムによる強制駆動とした、ドゥカティ伝統のデスモドロミックバルブ方式の水冷4ストロークL型2気筒エンジンは、さらにテスタストレッタと呼ばれるナローヘッドを採用し排気量は998ccにボアアップされた。
それをこちらも伝統のトレリスフレームに搭載。空力特製を高めるためにサイドカウルも修正された。
その他、2000年型996をベースに改良を加え、ホモロゲマシンとして500台限定生産された996Rは、ホンダからSBKタイトルを奪還するために生まれたマシン。
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1位 | トロイ・ベイリス(Troy Bayliss) | DUCATI | 369 |
2位 | コーリン・エドワーズ(Colin Edwards) | ホンダ | 333 |
3位 | ベン・ボストローム(Ben Bostrom) | DUCATI | 312 |
2000年、Ducati Infostrada Teamのエースで前年SBKチャンピオンのカール・フォガティが、第2戦フィリップアイランドでのレースでクラッシュし負傷した。
その代役として、前年イギリス選手権チャンピオンだったトロイ・ベイリスがシーズン終了まで戦い、第6戦ドイツ大会で初優勝、第10戦でも勝利を挙げSBK初年度を6位で終えた。その年のランキング1位はホンダ VTR1000に乗るコーリン・エドワーズだった。
2001年、ベイリスは第5戦イタリア大会で2レースとも優勝し、ランキングトップに浮上。その後確実にポイントを獲得していたが、第10戦ドイツ大会のリタイヤで、ホンダのエドワーズにポイント差を縮められた。
第12戦オランダ大会、レース1はベイリスがトップを走行中の終盤に雨が降り始め、レースは中断しそのままベイリス優勝でレースは成立。レース2もベイリスはトップグループを快走するが、エドワーズの順位は上がらず、2連勝を飾ったベイリスがSBK参戦2年目でチャンピオンを獲得した。
Round | レース1順位 | レース2順位 | |
---|---|---|---|
1 | スペイン | 2位 | 2位 |
2 | 南アフリカ | 2位 | 2位 |
3 | オーストラリア | 3位 | 中止 |
4 | 日本 | 13位 | 15位 |
5 | イタリア | 優勝 | 優勝 |
6 | イギリス | 13位 | 9位 |
7 | ドイツ | 2位 | 優勝 |
8 | サンマリノ | 優勝 | 2位 |
9 | アメリカ | 4位 | 4位 |
10 | ヨーロッパ | 5位 | 3位 |
11 | ドイツ | リタイヤ | 3位 |
12 | オランダ | 優勝 | 優勝 |
13 | イタリア | リタイヤ | 欠場 |
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