>> チャンピオンバイク
DUCATI 996R
ベン・ボストロム 2001
2001年スーパーバイク世界選手権(SBK)で、ベン・ボストロム選手がライディングしたDUCATI 996Rの模型です。
チャンピオンバイクコレクションNO.46です。
Ducati L&M
2000年のSBKタイトルは、ホンダのニューマシンVTR1000に乗るコーリン・エドワーズが獲得した。
2001年、ドゥカティはホンダからSBKチャンピオンを奪還するために、ワークスチームのDucati Infostradaに次ぐ、第2ワークスチームとも言えるDucati L&Mを結成した。
L&M タバコをメインスポンサーとするDucati L&Mは、ライダーはベン・ボストロムの一人体制で、彼が望むダンロップタイヤを履かせた996Rで参戦した。
チャンピオンはドゥカティワークスのトロイ・ベイリスが獲得したが、ボストロムはベイリスと並ぶ6勝を挙げた。
2002年は一転して1勝も挙げることなく終わる。2003年のワークスチームは1チーム体制に戻り、Ducati L&Mの活動はわずか2年で終了した。
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ダンロップタイヤとの相性
ベン・ボストロムは1998年、ホンダのマシンでAMAスーパーバイクのチャンピオンに輝いた。
1999年はドゥカティに乗換えAMAの2連覇を狙ったが、おしくも2位に終わった。その年ラグナセカで行われたSBKアメリカ大会にスポット参戦し、レース1は2位、レース2では見事優勝した。
この活躍が認められて2000年、ドゥカティのワークスチームDucati InfostradaからSBKに参戦。
しかし、新しい環境になじめず、特にワークスチームが使用するミシュランタイヤに難色を示した。
シーズン中盤の第6戦ドイツ大会から、長年はき慣れたダンロップタイヤを使用するサテライトチームDucati NCRの996RSに乗り換えた。第7戦イタリア大会で、シーズン初の3位に入った。結局、SBK1年目のランキングは7位。
2001年は自分好みのダンロップタイヤを履いた996Rで参戦。第2戦南アフリカ大会で優勝はしたものの、前半戦はリタイヤも多く波に乗れなかった。しかし、第8戦サンマリノ大会から5連勝を達成し、ドゥカティとホンダの両エースに次ぐランキング3位を獲得した。
2002年も同じチーム体制で臨んだが不調で、1勝も挙げることなく、ランキングは5位に終わった。2003年、ボストロムはAMAスーパーバイクに参戦。
ボストロムは、2001年SBKの"Most Approachable Rider"にも選ばれた人気のあるライダー。
ベン・ボストロム(Ben Bostrom)
- 1974年7月5日生まれ アメリカ出身
- 関連ページ:ボストロムレプリカヘルメット
Round | レース1順位 | レース2順位 | |
---|---|---|---|
1 | スペイン | 3位 | リタイヤ |
2 | 南アフリカ | 4位 | 優勝 |
3 | オーストラリア | リタイヤ | 中止 |
4 | 日本 | 9位 | 4位 |
5 | イタリア | リタイヤ | リタイヤ |
6 | イギリス | 6位 | 4位 |
7 | ドイツ | 11位 | 20位 |
8 | サンマリノ | 2位 | 優勝 |
9 | アメリカ | 優勝 | 優勝 |
10 | ヨーロッパ | 優勝 | 優勝 |
11 | ドイツ | 3位 | 4位 |
12 | オランダ | 11位 | 11位 |
13 | イタリア | 4位 | 4位 |