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スズキ RGV500
ケビン・シュワンツ1993
デアゴスティーニ 隔週刊チャンピオンバイクコレクションNO.3の、スズキRGV500とケビン・シュワンツ選手の紹介です。模型はixo(イクソ)社製で、スケールは24分の1です。
白を基調としたラッキーストライクカラーの、LUCKY STRIKE SUZUKI TEAMの1993年世界GP500ccクラスチャンピオンマシン。
V型4気筒エンジンは、幅が狭く完全にカウルに覆われている。シートカウルの上には、空力特性向上のため小さなふくらみがある。
この模型ではスポンサー塗装が「SUZUKI TEAM」となっているが、実機は「LUCKY STRIKE」。
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RGV500 主要スペック
- エンジン:水冷2ストロークV型4気筒
- 排気量:499cc
- 最高出力:165ps/12800rpm
- 重量:130kg
1位 | ケビン・シュワンツ(Kevin Schwantz) | スズキ | 248ポイント |
2位 | ウエイン・レイニー(Wayne Rainey) | ヤマハ | 214ポイント |
3位 | ダリル・ビーティー(Daryl Beattie) | ホンダ | 176ポイント |
ケビン・シュワンツは速さでは群を抜きながら、度重なるリタイヤによりなかなかタイトルが取れず、無冠の帝王と呼ばれた。
1993年、世界GP参戦6年目にして念願の、500cc世界チャンピオンの座を手にした。世界タイトル獲得はこの1回にとどまった。
しかし、毎レース、最大のライバルであるウエイン・レイニーと、激しいバトルを繰り広げた。
1993年は開幕戦で優勝、その後も安定した成績でタイトル争いをリード。しかし、第10戦はアクシデントにまきこまれ転倒リタイヤ。続く第11戦はマシントラブルで5位キープがやっと。この時点でウエイン・レイニーに11ポイント差で逆転される。
第12戦ウエイン・レイニーが大クラッシュ。このRGV500を引き離そうとペースを上げた時に起こったアクシデント。このアクシデントで、ウエイン・レイニーは再起不能となり、タイトルはケビン・シュワンツに転がり込んだ。
打倒ウエイン・レイニーに情熱のすべてを賭けて戦ったシュワンツは、チャンピオン獲得と同時にライバルを失った。2年後の1995年シーズン半ばに引退。
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Round | 順位 | |
---|---|---|
1 | オーストラリアGP | 優勝 |
2 | マレーシアGP | 3位 |
3 | 日本GP | 2位 |
4 | スペインGP | 優勝 |
5 | オーストリアGP | 優勝 |
6 | ドイツGP | 2位 |
7 | オランダGP | 優勝 |
8 | ヨーロッパGP | 3位 |
9 | サンマリノGP | 2位 |
10 | イギリスGP | リタイア |
11 | チェコGP | 5位 |
12 | イタリアGP | 3位 |
13 | アメリカGP | 4位 |
14 | FIMGP | 3位 |
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