>> チャンピオンバイク
スズキ GSX-R750
グレゴリオ・ラビッラ 2002
Alstare Suzuki Corona Extraの2002年スーパーバイク世界選手権(SBK)、グレゴリオ・ラビッラ選手のマシン。チャンピオンバイクコレクションNO.35の模型です。
アルスタースズキはスズキ系の有力チームで、1999年からGSX-R750でSBKに参戦。2000年はライダーにピエールフランチェスコ・キリを起用しランキング4位と、まずまずの成績だった。しかし、その後は2気筒エンジンを搭載するバイクとのパワーの差に苦戦した。
SBKの排気量は当時、4気筒は750ccまで、2気筒が1000ccまでとされおり、2気筒マシンが4気筒をパワーで圧倒していた。2000年に、ホンダも2気筒エンジンを搭載するVTR1000を投入した。
2001年、キリはランキング7位に後退。2002年、キリに替わってグレゴリオ・ラビッラが加入したがランキングは10位。GSX-R750がSBKで活躍したのは、この年が最後となった。
2003年、SBKの規定が改められ、4気筒も1000ccのマシンが出場可能となり、スズキはGSX-R1000を投入した。2005年、アルスタースズキのトロイ・コーサーがチャンピオンとなり、スズキにSBKの初タイトルをもたらした。
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GSX-R750 主要スペック
- エンジン:水冷4ストローク並列4気筒
- 排気量:749cc
- 最高出力:141馬力以上
- 最低車両重量:166Kg以上
ラビッラは1998年からドゥカティを駆りSBKにフル参戦。第4戦の母国スペイン大会の第1レースで初の3位表彰台に立った。南アフリカでも3位に入り、その年のランキングは12位。
1999年から3年間、Kawasaki Racing Teamに所属し4気筒マシンZX-7RRを走らせ、ランキング最高位は1999年の8位。
2002年、アルスタースズキに移籍しても4気筒エンジンを搭載するGSX-R750に乗り、2気筒勢とのパワーの差に苦戦する場面が多く、ランキングは10位。
2003年、GSX-R1000でSBKに参戦。優勝は無かったが2位が3回、3位が4回と活躍。ランキングも5位になったが、2004年はSBKに参戦しなかった。
2005年、イギリス・スーパーバイク選手権(BSB)にドゥカティのマシンで参戦し、1年目でチャンピオンとなった。
Round | レース1順位 | レース2順位 | |
---|---|---|---|
1 | スペイン | 8位 | リタイヤ |
2 | オーストラリア | 7位 | 8位 |
3 | 南アフリカ | リタイヤ | 11位 |
4 | 日本 | 12位 | 12位 |
5 | イタリア | 7位 | 5位 |
6 | イギリス | リタイヤ | 14位 |
7 | ドイツ | 8位 | リタイヤ |
8 | サンマリノ | 10位 | 6位 |
9 | アメリカ | リタイヤ | リタイヤ |
10 | ヨーロッパ | 15位 | 12位 |
11 | ドイツ | 8位 | 9位 |
12 | オランダ | 7位 | リタイヤ |
13 | イタリア | 8位 | 7位 |
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