>> レース >> レプリカ ヘルメット
ロッシのスペシャルヘルメット
世界GPで活躍するバレンティーノ・ロッシは、AGVのヘルメットを愛用しています。
そして、彼の地元イタリアで開催される大会では、普段とは違うスペシャルデザインのヘルメットを用意することが有ります。その絵柄は彼の同胞で人間工学の権威として知られるアルド・ドルディ氏が手がける事が多く、ロッシと協議のもと、毎回なにやらメッセージかこめられているようです。
ただ余りにも奇抜なものが多く、やはり文化の違いからか日本人には理解し難いものもあります。それと、「チワワ一族」の文字(イタリア語で)がシールドに書かれて、彼の愛犬のイラストが添えられていることが多いです。
スポンサーリンク
基本的に、このスペシャルは後にレプリカヘルメットとして市販されています。国内の公道でこれらを被って走れば、注目されることは間違いないように思います。印象に残ったものを少し集めました。
2019年
本人談でも「キャリアの中でも最悪レースのひとつ」と言う、残念な結果に終わった2019年イタリアGP。ヘルメットは三色カラーに筆で塗分けたようなデザインでした。
2018年
2018版ソレルナをイタリア国旗カラーに塗り分けた。レースはPPからスタートし3位を獲得。
2017年
ウィンターテストで着用。雪で覆われた故郷タヴッリアの風景イラスト。
2016年
MUGELLO(ムジェロ)とGIALLO(黄色)を組合せて作った言葉「MUGIALLO」が記されている。レースの方は予選でポールポジションを獲得したが、決勝はエンジンブローで離脱した。
2015年
逃げろ!サメに追いかけられる魚は、さながらロッシ。この時点(第13戦サンマリノGP)でポイントリーダーの彼も追われる立場でした。
頭頂部はミラー、チンガード部はソーラーパネルをイメージしたデザインで、後頭部には色分けされた6段階のエネルギーレベルが印されている。再生可能なロッシのエネルギーは、決勝日に最高レベルの黄色に達する。
2014年
ミサノで、ヘルメットに描かれたチームスタッフらの手形や彼女のキスマークを通して彼らからエネルギーを得たロッシは、2014年シーズン初優勝を飾った。
母国のDIVELLA社製パスタの包装デザインを模した'Pasta di Vale'。ゆで過ぎ注意と記しながらも、その時間が46分としています。絶好調までもう少し時間が必要。
2013年
ピンク・フロイドが歌う「Wish You Were Here」のアルバムジャケットのイメージです。ミサノでマルコ・シモンチェリを偲ぶ。
カメロッシ:ライバル達と比べてスピードが遅いといった、2013年シーズンのイタリアGPまでの状況を皮肉っている。
スポンサーリンク
2012年
ボクサー:ボコボコに殴られ、歯が折れて目の周りが腫れたドクターです。
力を合わせようというメッセージと共に両手を拳にした男性が花に囲まれています。彼はイタリアの大物歌手、ジャンニ・モランディ氏だそうです。
2011年
思うような結果が得られず頭の中はもやもや
目玉です。この年はイタリアが統一150周年を迎えた事を記念した国旗も印されていました。
購入可能なレプリカモデル - AGV ロッシの一覧
2010年
The Jolly Joker(ジョリージョーカー)
時計
フィアット500発売を記念して、アメリカ大会で着用した顔ヘルメット。バイクにも500人の顔がデザインされていた。
2009年
「ろば」を表すイタリア語は愚か者という意味もあり、その絵を頭に印すことで前戦のインディアナポリスGPで失敗した自分を戒めていたらしい。
2008年
ムジェロのストレートエンドでのハードなブレーキング中、実はヘルメットの中ではこのような顔をしていると称していた。
2007年
ハート
2006年
これまでのロッシの人生の、重要なシンボルが描かれている。加藤大治郎のレースナンバー74も。イタリアの漫画家、ミロ・マナラがデザインした。
スポンサーリンク