ストーナー、ペドロサ ホンダ1-2
第12戦 インディアナポリスGP(インディアナポリス) 2011.08.28 /コンディション:ドライ
ホンダ1-2フィニッシュの先頭でケーシー・ストーナーがゴールして3連勝。彼はポールポジションを得ていたがスタートでダニ・ペドロサに先行され、2コーナーでふくらんだ隙にホルヘ・ロレンソにも遅れをとった。しかし、2周目にはロレンソをパスして前を行くペドロサを攻撃。そして7周目に先頭に出ると後方を引き離し始め、最終的には4.828秒の差をつけ余裕の勝利。ストーナーにとってシーズン7度目の表彰台トップであり、キャリヤ30勝目となる。
予選2番手のベン・スピースは厳しいオープニングラップだった。少し出遅れて集団に飲み込まれたあと、4コーナーでは縁石にまで押し出され9位にまで落ちた。その後はコーリン・エドワーズ、アルバロ・バウティスタを順次パスし、10周目にはニッキー・ヘイデンのミス二乗して6位に回復。さらにアンドレア・ドヴィツィオーゾとマルコ・シモンチェリも容赦なくパスして4位に。その前にいた次のターゲットはチームメイトのロレンソだったが、最後の表彰台を得るために17周目に彼もパスして行った。ロレンソが4位になったことでストーナーとのポイント差は32から44に広がった。
14番手からスタートしたバレンティーノ・ロッシはオープニングラップで10位前後にまで順位を上げた。だが9周目にコースアウトを喫して最後尾の17位に。デスモセディチのギアボックスに問題が発生していたとしている。コースに復帰後は後半になって順位を回復していき、残り1周となったところでエクトル・バルベラが姿を消したことで10位に滑り込んだ。一方、チームメイトのヘイデンは前半戦は5位前後を走行していたがタイヤに問題を抱えていて最下位にまで落ち、結局はピットに戻ってタイヤを交換したので周回遅れとなった。彼はただ一人フロントにソフトタイヤを装着していた。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイは今年、インフィールドの路面が新しく舗装された。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | C・スト―ナー | Repsol Honda Team | Honda | 46'52.786 |
2 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | Honda | +4.828 |
3 | B・スピース | Yamaha Factory Racing | Yamaha | +10.603 |
4 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | Yamaha | +16.576 |
5 | A・ドビツィオーゾ | Repsol Honda Team | Honda | +17.202 |
6 | A・バウティスタ | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | +30.447 |
7 | C・エドワーズ | Monster Yamaha Tech 3 | Yamaha | +39.609 |
8 | R・ド・ピュニエ | Pramac Racing Team | Ducati | +53.416 |
9 | 青山博一 | San Carlo Honda Gresini | Honda | +53.790 |
10 | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +55.345 |
11 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | Yamaha | +57.184 |
12 | M・シモンチェリ | San Carlo Honda Gresini | Honda | +1'00.141 |
13 | T・エリアス | LCR Honda MotoGP | Honda | +1'02.169 |
14 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +2Laps |
RT | H・バルベラ | Mapfre Aspar Team MotoGP | Ducati | 1Lap |
RT | K・アブラハム | Cardion AB Motoracing | Ducati | 8Lap |
RT | L・カピロッシ | Pramac Racing Team | Ducati | 12Lap |
A・バウティスタ
2011年の結果に戻る|第11戦 <-|-> 第13戦