>> チャンピオンバイク
カワサキ ZX-7RR
セビロー、ヒスロップ、ウォーカー組 1999
1999年のル・マン24時間耐久レースで優勝した、Team Kawasaki France IgolのカワサキZX-7RRの模型です。ライディングしたのはセビロー、ヒスロップ、ウォーカー組でした。
チャンピオンバイクコレクションのNO.57です。
1位 | セビロー、ヒスロップ、ウォーカー組 | カワサキ | 787周 |
2位 | ドーブ、ボッシェ、ペリョートル組 | スズキ | 780周 |
3位 | ライマー、ドルギュ、ウィットハム組 | スズキ | 760周 |
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日本では四輪の耐久レースとして知られているル・マン24時間ですが、二輪の24時間耐久レースも行われています。四輪は公道を含むサルテサーキットで行われますが、二輪は常設コースのブガッティサーキットで行われます。
1989年にカワサキのスーパーバイクマシンZXR750が登場。1993年、スコット・ラッセルのライディングでスーパーバイク世界選手権のチャンピオンに輝いた。
1996年、ZXR750Rに替わって新型のスーパーバイクマシンNinja ZX-7RRが登場。エンジンはボアを1mm大きくしてボア×ストロークは73mm×44.7mmとなった。
他の国内3メーカーの72mm×46mmに比べ超ショートストローク化されたエンジンは、高回転でハイパワーを搾り出す。フロントカウルのラムエアダクトも左右に装備され、メインチューブを通ってエアボックスにつながる。
Ninja ZX-7RR 主要スペック
- エンジン:水冷4ストローク直列4気筒
- 排気量:748cc
- 最高出力:160馬力以上
- 最低車両重量:140Kg以上
- タイヤ:ダンロップ
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カワサキフランスチーム
1990年代、カワサキはル・マン24時間で6回優勝している。そのほとんどがカワサキフランスチームによるもので、この前年の1998年も優勝していました。チームの第1ライダー、フランス出身のベルトラン・セビローは、1998年の優勝メンバーの一人です。イギリス出身のスティーブ・ヒスロップはマン島TTで優勝経験のあるライダー。同じくイギリス出身のクリス・ウォーカーはスーパーバイク世界選手権でも活躍。
1999年世界耐久選手権の第1戦として行われたル・マン24時間は、日本の4大メーカーがワークスマシンを投入。カワサキフランスチームからゼッケン10番のジェルマン組と、11番のセビロー組の2台が出場した。2台は予選から好調で、決勝レースも好スタートを切った。
しかし、レース序盤にジェルマン組がリタイヤ。ヤマハも序盤にリタイヤ。上位をうかがっていたホンダも中盤でリタイヤした。中盤以降はセビロー組とスズキのドーブ組の争いになったが、安定した走りで終始リードを守ったセビロー組が優勝。カワサキフランスチームが2年連続でル・マン24時間を制した。
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