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MV AGUSTA 500
ジャコモ・アゴスティーニ 1967
1967年のWGP500ccクラスで、ジャコモ・アゴスティーニのライディングでチャンピオンマシンとなったMV AGUSTAの模型です。チャンピオンバイクコレクションのNO.22です。
マイク・ヘイルウッドのライディングで世界GP500ccクラス連覇中だったMVアグスタは1965年、ジャコモ・アゴスティーニをチームに迎えた。その年はヘイルウッドがチャンピオンで、アゴスティーニは2位となった。
1966年、ヘイルウッドがホンダに移籍し、アゴスティーニがチームのエースライダーとなった。その年、MVアグスタはそれまでの4気筒に替わって、3気筒エンジンを搭載したこのマシンを登場させた。
その1966年は、ホンダRC181に乗るヘイルウッドとのタイトル争いとなった。最終戦、ヘイルウッドが途中リタイヤし、アゴスティーニの500ccクラス初タイトル獲得が決まった。
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MV AGUSTA 500 主要スペック
- エンジン:空冷4ストローク並列型3気筒/12バルブ
- 排気量:491cc
- 最高出力:80馬力以上
- 最低車両重量:-Kg以上
1位 | ジャコモ・アゴスティーニ(Giacomo Agostini) | MV Agusta | 優勝5回 |
2位 | マイク・ヘイルウッド(Mike Hailwood) | ホンダ | 優勝5回 |
3位 | ジョン・ハートル(John Hartle) | Matchless | 優勝0回 |
1967年もアゴスティーニはホンダに乗るヘイルウッドと激戦を展開し、共に優勝5回で並んだが、2位が1回多かったアゴスティーニがチャンピオンの座を守った。
1968年、ホンダが世界GPから撤退し、同時にヘイルウッドも引退した。一強状態となったMVアグスタとアゴスティーニは、500ccクラスシリーズ全勝を達成した。同時に350ccクラスも全勝でタイトルを獲得。
その後1973年まで500ccクラスで7年連続、350ccクラスで6年連続タイトルを獲得した。
Round | 順位 | |
---|---|---|
1 | 西ドイツGP | 優勝 |
2 | マン島TT | リタイア |
3 | ダッチTT | 2位 |
4 | ベルギーGP | 優勝 |
5 | 東ドイツGP | 優勝 |
6 | チェコGP | 2位 |
7 | フィンランドGP | 優勝 |
8 | アルスターGP | 20位 |
9 | ナシオンズGP | 優勝 |
10 | カナダGP | 2位 |
西暦 | クラス / 年間成績 | |
---|---|---|
1965 | 500cc 2位 350cc 2位 |
MV AGUSTA |
1966 | 500cc チャンピオン 350cc 2位 |
MV AGUSTA |
1967 | 500cc チャンピオン 350cc 2位 |
MV AGUSTA |
1968 | 500cc チャンピオン 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1969 | 500cc チャンピオン 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1970 | 500cc チャンピオン 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1971 | 500cc チャンピオン 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1972 | 500cc チャンピオン 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1973 | 500cc 3位 350cc チャンピオン |
MV AGUSTA |
1974 | 500cc 4位 350cc チャンピオン |
ヤマハ |
1975 | 500cc チャンピオン 350cc 2位 |
ヤマハ |
1976 | 500cc 7位 | スズキ |
1977 | 500cc 6位 | ヤマハ |
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