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ホンダ NSR500
ワイン・ガードナー1987

青と白を基調としたロスマンズカラーに塗られた、ROTHMANS HONDA RACING TEAMの1987年型NSR500です。

ワイン・ガードナー選手がライディングしたチャンピオンマシンです。

HONDA NSR500 WAYNE GARDNER 1987

チャンピオンバイクコレクションのNO.4。この模型ではスポンサー塗装が「Racing」となっているが、実機は「Rothmans」でした。

NSR500は1984年に、3気筒NS500に変わって新投入された。バンク角90度の水冷2ストロークV型エンジン。燃料タンクをエンジンの下に置き、通常のタンクの位置に4本の排気管を通す奇抜な構造。

1年目は、シーズン途中からNS500を再投入しなければならないほど問題が多かった。

2年目となる1985年、燃料タンクと排気管は通常の位置に戻された。この1987年型では排気管の通る位置は、上側バンクがシートの下、下側バンクがエンジンの下となり、エンジンのバンク角は112度となった。

最高出力は140馬力以上、最低車両重量は110Kg以下とされていた。

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ワイン・ガードナーは1985年からNS500で世界GPにフル参戦し、その年はランキング4位。翌1986年はNSR500に乗りランキング2位を獲得した。

1987年、ロスマンズ・ホンダはフレディ・スペンサーがHRCに移籍。チームのエースライダーとなったガードナーは、シーズン序盤から強さを発揮し前半戦は優勝4回、2位2回と圧勝した。

後半はYZRが徐々に力を発揮し混戦となったが、確実にポイントを稼いだ。前半戦の貯金が効いて、シーズン7勝、全戦でポイント獲得しチャンピオンとなった。

しかしタイトル獲得はこの1回だけで、1992年シーズンを最後に引退した。

ガードナーは、鈴鹿8時間耐久レースで通算4勝している、日本でも馴染みのあるライダー。

ロスマンズホンダ NSR500の模型

1987年シーズン500ccクラスランキング
1位 ワイン・ガードナー Rothmans Honda Racing Team ホンダ 優勝7回
2位 ランディ・マモラ Team Lucky Strike Roberts ヤマハ 優勝3回
3位 エディ・ローソン Marlboro Yamaha Team Agostini ヤマハ 優勝5回
ワイン・ガードナー&NSR500 1987年の成績
Round 順位
1 日本GP 2位
2 スペインGP 優勝
3 西ドイツGP 10位
4 イタリアGP 優勝
5 オーストリアGP 優勝
6 ユーゴスラビアGP 優勝
7 オランダGP 2位
8 フランスGP 4位
9 イギリスGP 2位
10 スウェーデンGP 優勝
11 チェコスロバキアGP 優勝
12 サンマリノGP 3位
13 ポルトガルGP 4位
14 ブラジルGP 優勝
15 アルゼンチンGP 3位

斜め後方から見たNSR500の模型

ゼッケンナンバー2を付けたNSR500の模型

NSR500に乗るガードナー

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