ストーナーがロレンソを破った
第10戦 アメリカGP(ラグナセカ) 2012.07.29 /コンディション:ドライ
ケーシー・ストーナーがポイントリーダーのホルヘ・ロレンソに勝ったことで、そのポイント差を少し縮めた。
レースは序盤からレプソルホンダの2台とロレンソが3位以降を大きく引き離す展開となった。ストーナーは直ぐにダニ・ペドロサを抜いて先頭のロレンソにプレッシャーをかける。中盤にかけてロレンソが僅かにリードを広げた。しかし直ぐにストーナーが背後に付き、残り10周となったところで前に出た。
その後じわじわと差を広げながら逃げ切ったストーナーがシーズン4勝目を挙げた。3位でゴールしたペドロサはポイントランキングは2位をキープしている。
予選4位だったベン・スピースは前の3台には離されるものの、背後につけるTech3の2台を抑えて4位を走っていた。しかし、22周目にコークスクリューを下ったところでスイングアームに不具合が生じて転倒し、リタイアに終わった。その結果4位争いになったTech3のバトルはアンドレア・ドヴィツィオーゾが征した。
バレンティーノ・ロッシは残り3周で8位を走行していたが、コークスクリュー入り口で転倒した。
AMAに参戦中のAttack PerformanceがCRTとしてスティーブ・ラップを起用してワイルドカード参戦したが、予選タイムがトップの107パーセント以内に収まらず、決勝に進出できなかった。
オフロードでのトレーニングで負傷して欠場となったエクトル・バルベラの代役としてトニ・エリアスが参戦した。
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
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1 | C・ストーナー | Repsol Honda Team | ホンダ | 43'45.961 |
2 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +3.429 |
3 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | ホンダ | +7.633 |
4 | A・ドヴィツィオーゾ | Monster Yamaha Tech3 | ヤマハ | +18.602 |
5 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech3 | ヤマハ | +18.779 |
6 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +26.902 |
7 | S・ブラドル | LCR Honda MotoGP | ホンダ | +28.393 |
8 | A・バウティスタ | San Carlo Honda Gresini | ホンダ | +50.246 |
9 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +1'18.993 |
10 | K・アブラハム | Cardion AB Motoracing | Ducati | +1'22.076 |
11 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +1Lap |
12 | Y・エルナンデス | Avintia Blusens | BQR | +1Lap |
13 | C・エドワーズ | NGM Mobile Forward Racing | Suter | +1Lap |
14 | I・シルバ | Avintia Blusens | BQR | +1Lap |
RT | V・ロッシ | Ducati Team | Ducati | +3Lap |
RT | B・スピース | Yamaha Factory Racing | ヤマハ | +11Lap |
RT | J・エリソン | Paul Bird Motorsport | ART | +13Lap |
RT | D・ペトルッチ | Came Ioda Racing Project | Ioda | +14Lap |
RT | M・パッシーニ | Speed Master | ART | +21Lap |
RT | T・エリアス | Pramac Racing Team | Ducati | +31Lap |
RT | M・ピロ | San Carlo Honda Gresini | FTR | 0Lap |
K・アブラハム(Cardion AB Motoracing)
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